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【会社員•初心者向け】英会話学習の理解すべきポイント-完璧は捨てる

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学生時代は英語を勉強せず、入社した会社でも英語を使う必要が無かったけど、突然、英語を使う必要が出てくる方は多いと思います。

過去、私も突然、国内営業部門から海外営業部門へ異動となり、英語が必要になりました。そこに立ちはだかる英語の壁…英語を話せない、勉強方法がわからない…私のように勉強方法が分からない人多いと思います。

私も苦しみながらも学習を続けた結果、英語も少しずつ習得でき、海外出張や海外駐在も経験する事ができました。

私のこれまでの英会話学習の経験から、英会話初心者が学習を進める上で、先に学習のイメージを掴むのがオススメです。

私が実際に感じた理解すべきポイントを紹介します。

ポイント

  1. ネイティブレベルの英語は必要無い。英語使用者の80%は非ネイティブ。
  2. 完璧さは捨てる。完璧な英語よりも、簡単で分かりやすい英語を習得する。
  3. 英語を使用する範囲、状況を明確化する。
目次

なぜ、英会話習得は難しいと感じるのか?

そもそも、英会話でつまずく人が多いのは以下の3つに分類できると思います。

①完璧で流暢な英語を話さなければならないと考えてしまい、話すのが怖くなる。

②英会話の勉強方法が分からないので続かない。

③どれくらいの期間を続ければ良いかが分からず、成果が出る前にやめてしまう。

①はメンタルの問題で根深い問題でもあります。

ここを解消しないと積極的な学習へは進めませんので、求められる英会話レベルについて理解しましょう。

完璧で流暢な英語は捨てましょう。目標は簡単で分かりやすい英語

英語を話す=ニュースで流れる外国人レポーターの英語や、映画や音楽で耳にするネイティブレベルの英語をイメージする方がいらっしゃるかもしれませんが、そのレベルはあきらめましょう

仕事で英語を使うほとんどの方は、ネイティブレベルは必要ありません。

実際に、英語を使う人口の約80%が非ネイティブです。

英語を公用語、準公用語としているのは21億人の内、母国語が英語:4億人、それ以外(非ネイティブ) 17億人います。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/siryo/attach/1379949.htm

私も、仕事で、東南アジア、インド、台湾、中国、ヨーロッパ等の色々な国の方達と英語で話してきましたが、みんな発音も完璧さも異なります。

彼らは、簡単な単語や分かりやすい言い回しで、どんどんコミュニケーションを図りながら仕事をこなしていきます。多少の間違いは気にしないし、聞いている方も気にしません。

私たちが目標にするレベルも、完璧で流暢な英語ではなく、簡単で分かりやすい英語です

会社員の英語で大事なのは、英語を通じて社内外とコミュニケーションを取り、仕事の成果を出すことなので、細かな文法、on.for.in等の言い回しを気にするのはやめましょう。

実際に、外国人と仕事をしていると、英語レベルの話よりも、性格や話の内容、ロジックが分かりやすいかを気にしている人が多い印象です。

私たちの話を聞いてくれないから一緒に仕事したく無い

あの人は英語は上手だけど、話のロジックが分かりずらくて理解できない

あの人は簡単な英語でポイントが分かりやすい。話も聞いてくれる。

ある程度の英語力さえ身につけば、人対人の問題になりますので、ここは万国共通ですね。

英語を使用する範囲、状況を明確化する

いま、英語が必要になっている方、数年後に英語を使った業務が必要になりそうな方は、どのような仕事の状況で英語が必要ですか?

会社員が短期間で英語を習得するためには、使用する範囲と状況を明確化し、その範囲のみに集中して学習する事が効果的です。

英語を使用する明確化のイメージは、下記の通りです。

  • 範囲:自分が働いている業界。電機•電子部品メーカー。
  • 状況1:営業Managerとして、社内メンバーの販売活動を管理。
  • 状況2:販売活動がうまくいかない場合、原因分析と、今後のアクションをメンバーと一緒に検討。

明確化した後、学習すべき内容を決めて、集中的に学習しましょう。

  • 覚える単語は、電機•電子部品メーカーで頻繁に使う用語。
  • 販売活動を管理するための、状況把握、問題点を明確化するために使う単語や言い回し。

英語学習について、日常会話は簡単だけど、仕事で使うのは難しいと言う方もいらっしゃいますが、私はその逆で、仕事で使う方が簡単で日常会話が難しいと感じています。

理由は、仕事で使う場合は使用場面や範囲が限定していてイメージしやすいですが、日常会話は話題があちこちに飛ぶので、理解が難しいです。

ですので、英語学習をする際も、自分の仕事で使う範囲に限定する事が、習得の近道と思います。

まとめ

  • ネイティブレベルの英語は必要無い。英語使用者の80%は非ネイティブ。
  • 完璧さは捨てる。完璧な英語よりも、簡単で分かりやすい英語を習得する。
  • 英語を使用する範囲、状況を明確化する。
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この記事を書いた人

30代後半の会社員。
新卒で電機メーカーに入社。転職後、電子部品メーカーで勤務。
学生時代は英語が苦手で、入社後に初めて受験したTOEICは300点ほど。
国内営業部門から海外営業部門への異動となり、TOEIC勉強や英会話スクールでの英語学習を開始して、2年間でTOEIC700点に到達。
後に、台湾、中国での駐在を経験。

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