英語を勉強しているとき「いつになったら英語、英会話の上達を感じられるのか」と考えたことありませんか?
特に、英会話の勉強を始めたときには「がんばっているのに話せない・・・」と挫けそうになることもあると思います。私もありました。
- 初めてのTOEICは300点台。
- 異動をきっかけに、必要に迫られて英語の勉強を始めた。
- なかなか上達せずに何度も泣きそうになっていた。
- 諦めずに勉強を続けた結果、英語を話せるようになった。
- 最終的には海外駐在も経験した。
私の経験も踏まえて、「英会話の上達を感じられるまでの勉強時間」を解説します。
一般的な英語習得にかかる時間は3,000時間前後
最初に、英語力が身につくまでの時間を説明します。
一般的には、実用的な英語力を身につけるには3,000時間から程度の時間が必要と言われています。
リクルートマネジメントソリューションズの調査によると、仕事上で Non-Native として十分コミュニケーションできるようになるための必要な学習時間は1,000時間〜3,000時間がボリュームゾーンになっています。
次は、アメリカ人外交官が日本語を習得するまでの時間です。
アメリカ国務省が公表しているレポートでは、アメリカ人外交官が日本語を習得するまでの必要時間はレッスン:2,200時間+自習:1,320時間=3,520時間です。
日本語は、Super-hard languages – Languages which are exceptionally difficult for native English speakers となり、習得までにかなりの時間を要する部類になっています。
言い換えると、日本人が英語を取得するまでの時間は、3,520時間と言えます。
英会話の上達を実感できたのは1,830時間後【体験談】
成長曲線のイメージ。英会話とTOEICの比較
私の経験から成長曲線を説明します。
- 勉強開始後しばらくは横ばい。
- 上達が感じられず苦しい。
- 一方で、TOEICは勉強した分だけスコアは伸びる。
英会話の勉強は、バケツに水を溜める作業に似ています。
勉強を始めてしばらくの間は、バケツに水が溜まっていない=上達しない状況です。
バケツに水を入れ続けて(勉強を続けて)、バケツから水が溢れたときに(知識の蓄積が一定量を超えた時に)上達を実感できます。
私が英会話上達を実感できたのは1,830時間後
私の場合は、英会話上達を実感できたのは1,830時間後です。
- 学生時代の英語勉強1,000時間。中学〜高校。
- TOEIC勉強 730時間。1時間/日×2年。300点台→700点に到達。
- 英会話スクール関連で100時間。レッスン数50時間、予習復習50時間。
1-3の合計:1,830時間。
英会話スクールが終わったくらいのタイミング:1,830時間 で、少し上達したかも・・・と英会話の上達を実感しました。
- 私は、社会人になってからTOEIC→英会話の順で勉強したので、計算には両方の勉強時間を含めています。
- TOEICの勉強をせず、英会話のみの勉強をしていた場合も、上達を感じるまでは同じように長時間かかっていたと思います。
- 理由は、英語の知識量が少なすぎて上達のスピードが更に遅くなるためです。
(TOEIC勉強始める前は、TOEIC300点台)
社会人になってから始めた勉強(TOEIC+英会話)の部分が、830時間です。
2〜3時間/日の勉強だと、1年で到達できます。
まとめ
経験上、英語はすぐには上達しません。
ただし、時間をかければ誰でも上達します。継続することが大切です。
英語勉強の参考になれば嬉しいです。
他記事で、英会話の独学勉強法も紹介しています。