- ネイティブのようなキレイな発音でないと相手に伝わらないのか?
- 日本人訛りの英語だと仕事で使えないのか?
- 日本人訛りの英語でも使えるコツはないのか?
英語の勉強を始めた時に発音について不安になることもあると思います。
もちろん流暢な発音の方が良いですが、習得するには時間が掛かります。
ネイティブ並みのキレイな発音では無くてもポイントを押さえれば伝わります。
今回は私の実体験も踏まえて、ネイティブ並みの発音でなくても相手に伝えるコツを解説します。
コツを理解して、たくさん話すのが上達への近道ですので、ぜひ参考にしてみてください。
- 大きな声で話す
- 強弱をつける、ポイントの単語ははっきり話す
- シンプルに説明する
ネイティブ発音を追い求めたことのデメリット
前提として、もちろん、英語を話す上でネイティブ並の発音ができた方がコミュニケーションはスムーズです。
ただし、英語初心者が流暢な発音を求めてしまうと、以下理由により話すハードルが高くなってしまいます。
- 発音を気にして話せなくなる
- ネイティブ並みの発音習得は難しい
それよりも、発音を気にせずバンバン話したほうが、コミュニケーションは取れます。
世界の標準は非ネイティブ
第二外国語として英語を話す人口が多いので、みな母国語の訛りがあります。
日本人からすると、シンガポール、インド、タイ…みな母国語の訛りはあり聞き取りづらいことも多いです。
ただ、世界の標準は非ネイティブで、80%が非ネイティブです
英語を公用語、準公用語としているのは21億人の内、母国語が英語:4億人、それ以外(非ネイティブ) は17億人います。
非ネイティブでも当たり前のように英語を話している環境が標準です。
ネイティブ並みの発音よりも大切なこと
英語はコミュニケーションです、話さないと始まりません。
大切なのは、勇気を出して話すこと、自分から意見を発すること。
発音を気にして話さなくなることよりも、勇気を出して話すことの方が重要で、話さずにいることの方が恥ずかしいです。
顧客とのDinner meetingで英語を話せずに黙っていることで皆から心配されていた、ことがありました。
話さないことで、相手からすると食事を楽しんでいない、場が楽しくないと思われていたそうです。
周りは、上手い下手に関わらず、言葉を発することや感情を表に出すことを求めています。
カタカナ英語でも伝わるコツ
英語も日本語と同じ言葉なので、伝えるためには以下ポイントが必要です。
普段、日本語を話すときは意識せずに行っていると思います。
- 大きな声で話す
- 強弱をつける、ポイントの単語ははっきり話す
- シンプルに説明する
大きな声で話す
もし、英語を話しても伝わらななった場合、声が小さくて相手が聞き取れなかった可能性が一番高いです。
日本語で話していもて、声が小さいと聞こえませんね。
日本人は、海外の方に比べて声が小さいように思えます
強弱をつける、ポイントの単語をはっきり話す
例えば、打ち合わせで「今日はこの打ち合わせで業務改善について話をしたい」と言いたい場合、「業務改善」が最も強く発音する単語です。
伝えたいことをはっきりと話す、強弱をつけて話すことで、聴く側は「何を言いたいか」が理解できます。
文章をシンプルにして伝える
例えば、売上が目標に20%到達しない、ことを伝える場合の英語を例に取ります。
複雑な日本語の場合:
・今月は売上目標に到達できると思っていたが、私が予想していたよりも市況が悪い状況が続いており、どこの業界も売り上げは良くない。在庫も多い。
・その中でも私なりに頑張って、他の部署にも手伝ってもらった。
・売り上げは目標に対して大幅にダウンすると予想していたが、今は20%くらいしか到達しないかもしれない。
シンプルに伝える場合
・今月は売上が目標に20%到達しない。
・理由は市況悪化による、客の在庫の増加で販売が落ちた。
複雑な日本語をそのまま英語で伝えると、聴く側も話す側も何を話しているのかがわからなくなります。
英語を話すときは、シンプルに結論と理由を話すように心がけましょう。
まとめ
今回は、英語初心者が英語を伝わりやすく話すコツを紹介しました。
- 大きな声で話す
- 強弱をつける、ポイントの単語ははっきり話す
- シンプルに説明する
初心者であっても、勇気を出して少しでも英語で話すことを心がけましょう、
伝わらない場合も、何度も話すと伝わりやすい話し方や発音は身についてきます。
自分で体験することでノウハウが蓄積されますので、少しずつでも継続してみてください。
英語を話す訓練は、私の経験から、英会話教室での学習をお勧めしています。